ワタシがgloユーザーに「Touch/glo兼用ケース」をオススメしない理由。
Touch/glo両対応のケースにはご注意を!
さて、「フラップタイプ・レザージャケット(合皮タイプ)RT-KGLC1/B」を買ってご満悦のワタシですが、これまではkobo Touchの時に買ったケースにgloを入れておりました。
とはいえgloはTouchより縦が短いし、全体的な形状が微妙に違っているため、どちらかというと「だましだまし使っている」感が強かったのです。
しかし、ショップサイトを見ていると、なんとそのTouch用ケースが「Touch/glo両対応ケース」として売られているではないですか。
いや、入らないことは無いのですが、個人的にglo対応と謳うのはちょっとどうかと思ったり。
ということで、Touch用ケースにgloを入れた時のレビューをお送りいたします。
はい、これはTouch用ケースにkobo Touch(白)を入れたところです。
当たり前のようにピッタリですね。
で、そのケースにglo(黒)を入れた写真がこちら。
ん?一見ピッタリっぽい?ように見えるかもしれません。
それでは細部を見て行きましょう。なお、前述の通り白本体がkobo Touch、黒本体がkobo gloです。
gloの方が縦は短くなっているのは冒頭お話しした通り。
Touchではピッタリの上部も・・・
gloではこんなに空いてしまいます。
まぁ、実はgloを入れると結構ぱつんぱつんになってしまうので(背面の端のRが、gloの方が膨らんでいるのが要因だと思いますが)奥まで押し込めばズレてくることはないのですが・・・
はい、上のベロがフロントライトスイッチを覆ってしまうので、押しにくいったらありゃしない。
ベロの上から押せなくはないのですが、位置がわかりにくいので不満が溜まります。
なお、本体を奥まで押し込んでも、かろうじてスクリーン下部がケースに隠れてしまうことはありません。Touchのホームボタン用に開口した部分で、koboロゴもよく見えますw
一方、micro SDスロットについては、
写真ではわかりにくいですが「半分隠れてしまいます」。
とはいえ、実はこのケース、Touchでも・・・
100%スロットを覆ってしまう仕様でした。ダメじゃんw
まぁ、ホコリが入らないように覆ってくれていると前向きに捉えられなくもないですが、どちらにせよ頻繁にmicro SDの抜き差しを行いたい人には向かないですね。
次に底の部分です。
Touch同様、micro USB端子部は広く開口しているのでアクセスできますが、残念ながらgloのリセットホールは隠れてしまっています。自分で穴を開けるとか加工が必要かもしれないですね。
ちなみに、リセットホールが背面にあったTouchではそもそも穴がありませんでした。
そんなにリセットを必要とする局面も少ないので困らないっちゃあ困りませんが、いざその時になったら面倒ではあります。
・・・とまぁ、ざっとご紹介してきたわけですが、個人的にワタシがやっぱり気に入らなかったのは、こちら。
「使ってて見栄えが悪い」んですよ。
寸法が違うケースに無理やり突っ込んでるので仕方がないのですが、Touchの背面の曲面に合わせたケースは平らなgloの背面に合わないような曲線を描き、ケースサイドのぱつんぱつんと合わさって膨らみ、まるで「使い古しのオッサン財布」のような佇まいを醸し出してしまうのです。
(※個人の感想です)
それでもまぁ、Touchからgloに乗り換えた(ワタシのような)人はまだケースを買って日も浅いでしょうし、「だましだまし」流用して使い続ける事も致し方ないところではありますが、新規gloユーザーがわざわざ「Touch/glo兼用ケース」を買うのは個人的にオススメしないことであるなぁ、と老婆心ながら申し上げる次第でございますよ。
但し、世にある全ての「Touch/glo兼用ケース」を試した上での記事ではありませんので、もしかすると中にはgloでピッタリの「両対応ケース」が存在するかもしれません。
・・・しれませんが、そもそもTouchとgloで細部に渡りカタチが違うのに、フィットするケースタイプで「両対応」にするのは中々難しいのではないかと思ったり。