kobo Touch:gloやauraと同じホームが使える日本未公開のファームウェア3.0.1を試す。
2012年7月より国内販売を開始し、廉価販売のみならず色々な景品や提供などで多くの人にばら蒔かれ、そしていつしか完売したkobo Touch。
初期の楽天koboの悪評を一身に背負った業深きそのkobo Touchに、実は海外では最新のファームウェアが公開されているのをご存知でしょうか。
右の白いのがkobo Touchです。
ちなみに左の黒いのはkobo auraです。ええ買いましたとも。
でも、今回の主役はauraではなく、業深きTouchの方です。
いつものように、大事なことなのでここに明記しますが、本記事は正式に国内でリリースされていないファームウェアの使用を推奨するものではありません。あなたご自身のkoboにインストールする際は自分の意志で判断し、結果を含め自己責任でお願いします。
これにより何か問題が発生したり、最悪koboが使えなくなっても、ワタシやkobo、楽天は全く責任を負いません。
ということで、Direct Links to kobo firmware というところで公開されているURLからkobo Touch用・・・いわゆるMark 3 Hardware(N905B Model)用の3.0.1のファームウェアをダウンロード。
ZIPファイルを解凍し、中身全てをkobo内蔵ストレージの直下にある「.kobo」フォルダの中にコピーします。
あとはPCからケーブル外せば更新開始。
じゃーん。Touchのホームがgloやauraのソレになりましたね。
Touchは解像度が600x800なので厳しいのかと思いましたが、いやいやどうして、実用上まったく問題ないです。
ちなみに、国内では未だglo/auraにも公開されていないPocketが使えるようになりますよ。
Pocketについては以前のこちらの記事を参照ください。
また、右上のメニューを押した時の表示は、従来から変わりません。
glo/auraと違って、フロントライト項目が無いので変更する必要が無いからなのかもしれません。
地味に嬉しいのが、システム標準のキーボード。
QWERTY配列の上にちゃんと数字キーがあって、特にWi-Fiのパスワードを入れるときに便利です。入力レスポンスも悪くないですよ。
電子書籍端末なので書籍を表示するのが本分なのですが、ここは従来と変わってない感じ。
glo/auraは「目次」の位置が少々わかりにくくなってしまいましたが、Touchは以前通りの場所に留まっているようです。
koboイーブックストアもglo/aura同様のストアトップ表示がされるようになりました。
あと、設定項目もglo/auraに倣って追加されておりまして、指定時間帯の自動更新機能が追加されています。くれぐれもバッテリーには注意ですけど、個人的には結構嬉しい機能だったりします。
ざざっと駆け足で書きましたが、このファームウェアがあればまだTouchで戦える!という人はいるのではないでしょうか?
H/W的にはglo/auraと比べ非力ではありますが、このファームウェアを適用することでこれまでよりもっさりとするわけでもなく、むしろ少しキビキビするわけですから、ぜひ国内でも提供してほしいものです。
死蔵されているTouchを再活用させることは、koboイーブックストアの活性化にもきっと良い効果があるでしょうから。
電子ブック 楽天Kobo電子ブックリーダーKobo Aura【メーカー保証1年付】【楽ギフ_包装】【送料... |