kobo glo:正式リリース前の最新ファームウェア2.10.0を試す。
kobo gloのリリース前の新ファームウェア、2.10.0の情報があったので、インストールしてみました。8月に発表されていた、Pocketへの対応が図られています。
とりあえず先に大事なことを書きますが、本記事は正式にリリースされる前のファームウェアの使用を推奨するものではありません。自身のkoboにインストールする際は自己責任でお願いします。
何か問題が発生したり、最悪koboが使えなくなっても、ワタシやkobo、楽天は全く責任を負いません。
というわけで、例によって海外サイトで公開されていた直リンクからファームウェアをダウンロード。
kobo内蔵ストレージの直下にある「.kobo」フォルダの中に、解凍した下記をコピーすればOKです。PC/Macからアンマウントすると更新が開始します。
再起動後のホーム画面です。真ん中の列の一番上にPocketのタイルがありますね。
Pocketというのはいわゆる「あとで読む(Read It Later)」サービスで、TwitterやFacebookなどで気になるリンクがあったり、Webで気になる記事があった場合に文字通り「あとで読む」為に記事を保存しておくサービスです。
既存のPocketアカウントをお持ちであれば、ログイン可能です。
ただし、現在の2.10.0ファームウェアではどうやらウェブブラウザ画面で日本語入力から切り替えることが出来ないため、UsernameとPasswordを入力することが出来ません。
とりあえず、システム言語をEnglishにすることでなんとか英字入力ができるように。
既にPocketをご利用であれば、これまで登録していた記事がこのようにkoboに取り込まれます。サムネイルのある記事はメニューでも表示されて見栄えがいいですね。
記事本文はこんな感じ。記事本来のサイトとの相性もありますが、例えばs-max.jpの記事だとこのように写真入りでとても見やすく登録されていました。素敵!
ちなみに、Pocketの記事はkobo glo上の本やプレビューと同列に扱われます。ただでさえお得なクーポンが出るたびに蔵書を増やし積ん読を加速させているというのに、Pocketの記事まで登録されたら、読む物がいっぱいで嬉しい悲鳴ですねぇ。
なお、Pocketが追加されたからかもしれませんが、kobo glo全体の設定の中の「同期/お知らせ」という項目の中に「自動バックグラウンド同期」が追加されました。
これにより、深夜/午前/午後/夜 のいずれかのタイミングで自動的に同期が走ることになります。バッテリーの持ちがちょっと心配ではありますが、明示的に同期しなくてもよいので待ち望んでいた人もいるのではないでしょうか。
この2.10.0、前述の「Webブラウザでの英字切替不可」の他に、ストアが英語表記になってしまう等の不具合も見受けられるのが残念ですが、早く正式版としてリリースして欲しいものです。
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もしかして、kobo aura発売と同じタイミングでの公開なんですかねぇ。